みなさん、最近、だれかのことをすっかり忘れていないでしょうか?
約10年前、華々しく(?)登場したものの、すぐにまったく話題にのぼらなくなったどころか、すっかり邪魔者扱いされている「彼」を、忘れてはいないでしょうか?
そう、二千円札のことです(笑)
ご存じのように(ひょっとしていまの高校生以下は知らない??)、「2千円札」は、西暦2000年を記念して発行されたお札です。
新しい紙幣を作ることで、それにあわえてATMやら何やらの改修が必要となり、景気刺激の効果もあると言われていました。
しかし発行前から「そんなの必要ない」という意見があちこちから噴出!
発行した後も「2000円札を使えない自動販売機が多い」「1000円札などと区別しにくい」など、不満の嵐。
ほとんどの人から邪魔者扱いされる中、いつの間にか身の回りでまったく見かけなくなってしまいました。
しかしこの間、小さいお店で買い物をしたときに5000円札を出したところ、お店の人に
「1000円札を切らしてるんで
2000円札でもいいですか?」
と申し訳なさそうに聞かれたんですよ。
あら懐かしい!!
2000円札だってお金だから普通に受け取りましたが、
正式な紙幣であるにもかかわらず、いちいち「いいですか?」ときかれてしまう2000円札の立場って、いったい・・・(笑)