前にも書きましたが、太郎は電車が大好きです。
駅に行くと、ホームに列車が入ってくるたびに、それを指さして
「おおーー! どぅっどぅーー!」
などとよくわからない声を出して興奮します。
ところで、電車に関して最近わかったことがあります。
それは、
電車の車掌さんは、赤ちゃんを見ると、かなりの確率で手を振ってくれる
ということです(笑)
ある日、太郎と一緒に駅のホームで、駅から発車して動き出す電車を見ていました。
進行方向と逆を向いていたので、電車はこっちへ向かって走ってきて、私たちの横を通り過ぎていきます。
次第に速度を上げる電車。そして電車の最後尾が通り過ぎるとき
車掌さんが手を振りながら通り過ぎていきました!
最後尾の車両が通り過ぎるときには、既にかなりのスピードが出ていたんですよ?
それでもちゃんと子どもを見つけて手を振るとは、なんという余裕、なんというサービス精神でしょう!(笑)
また別のある日のこと。
今度は駅のホームの端っこで、電車の最後尾よりさらに少し後ろから、駅から出発しようとする電車を眺めていました。
若そうな車掌さんは、安全運転のため一生懸命に仕事に専念しています。
進行方向を見て、乗り込む乗客がいないかどうか注意深く確認。
そしてドアを閉め、そのまま普通に出発するのかと思ったら
車掌さんがわざわざクルッと振り向いて、手を振ってくれました!
それまでまったく、後ろにいるこちらに気を配るそぶりも見せなかったんですよ?
でも、駅に入ってきたとき、「赤ちゃんが見てるなあ」と思っていたんでしょうか。わざわざ振り向いてまで、手を振ってくれるとは、驚きました。
こういうささやかな交流って、子どもがいるからこそ、ですね。
車掌さんに手を振ってもらうたび、私までなんとも微笑ましい気持ちになります。
なるほど、今わかりました!
車掌という言葉に「掌」という字が入っているのは、
手を振ってくれるからなんですね!(誤)