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【Music】ベニート・カブレーラ(Benito Cabrera)・・・カナリア諸島の風が薫る音楽

投稿日:2013年1月18日 更新日:

次の日が休みで夜ふかしできる金曜の夜は、私の大好きな音楽の紹介といきましょう。

今日紹介するのは、スペイン領カナリア諸島に伝わる弦楽器、ティンプレを操るミュージシャン、「ベニート・カブレーラ(Benito Cabrera)」です。

こういうカタい紹介のしかたをすると、「なんかつまんなそう」と思われてしまいそうなので(笑)、そんなことはないとわかって頂くために、最初にミュージックビデオを紹介しておきますね。

 

 

どうですか? すごく親しみやすくて、そして素敵な曲じゃないですか?

この曲「nube de hielo(氷の雲)」は、彼の曲の中でも最も人気が高いと思われる名曲です。ここで聴こえてくる弦楽器が、「ティンプレ」というカナリア諸島に伝わる伝統的な楽器です。小ぶりの5弦ギターで、ウクレレやマンドリンとよく似た、明るい音色が印象的です。

カナリア諸島は、スペイン領と言いつつ、地理的にはアフリカに属します。ちょうどモロッコの沖合に位置している、7つの島々から成る温暖な島々です。

これらの島にはその土地ならではの伝統的な音楽、民謡がありますが、ベニート・カブレーラはそれを大事にしつつ、とても現代的なアプローチでオリジナル曲を作曲し、楽しくて親しみやすい音楽を創り出しています。

ルーツへの確かな尊敬と愛情をもとに、誰にでも開かれた新しい表現を作る・・・そういうミュージシャン、アーティスト、私は大好きです。

彼が奏でるティンプレには、持って生まれたかのような陽性の響きがあって、聴いていると南国の青い空、青い海、爽やかな風に、体じゅうを包まれるかのような気分になります。

明るい中にも、一抹の切なさが混じっているあたりがまた良いです。私の場合、彼の曲を聴くと、なぜか無性に旅ごころをかき立てられます。

ウクレレやスラック・ギターなんかが好きな方なら、間違いなく気に入るんじゃないかと思います。

私は昔のアルバムの国内盤を持っているんですが、今現在はベニート・カブレーラのCDはほとんど流通していないようです(日本だけじゃなく海外でもそんな感じみたいです)。

 

いま彼の楽曲を買うとすると、iTunes Music Store か Amazon.com のダウンロード販売を利用することになります。

初めて聴く方には、彼の20年のキャリアをまとめたベスト盤 『Veinte anos en cinco cuerdas (5本の弦との20年)』 をおすすめします。

1曲目に入っている「nube de hielo」は、先ほど紹介した超名曲。You Tubeでは、ピアノやヴォーカルでカバーしている人の映像がちらほら見つけられます。

4曲目の「Jarandina(ハランディーナ=カナリア諸島の街角で衣服やアクセサリーを売る女性)」は、私が一番好きな曲です。上のリンク先のAmazonでは、ちょっとだけですが視聴できます。この手の曲が好きな人は、私以外にもたくさんいるはず! 爽快かつ切ない、最高のポップ・インスト曲です。

そのほか、楽しくなる曲、心穏やかになれる曲が目白押しです。

こんな感じのグッド・ミュージックを20年以上作り続けているベニート・カブレーラですが、日本での知名度はほぼゼロ。Webページもろくにヒットしないありさまです。

「イマージュ」みたいなアルバムに葉加瀬太郎なんかと並んで収録されても全く不思議でないほど、素敵で親しみやすい音楽なのに、なぜこんなにマイナーなのか? 残念です。

 

ではもう1曲だけ紹介したいと思います(ベスト盤には入っていないんですが)

さきほどの「nube de hielo」が泣かせる曲だったので、今度は軽快な曲を紹介します。

「Algarabia」です。

 

スペイン語で「ちんぷんかんぷん」というような意味です。おかしなタイトルに思えますが、曲調が途中でコロコロ変わる様子を聴けば、「なるほど」と納得できると思います^^

ちょっと変わっているけど、とってもポップで楽しい一曲ですよ。

最後にWikipediaで知ったカナリア諸島のプチ情報を1つ。

グランカナリア島にあるデルデ市は「非核地帯」を宣言をしているそうで、1996年に完成した広場には、なんとスペイン語で書かれた日本国憲法第9条の碑が建てられているとか!

日本との意外な接点ですね。

 

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